まず初めに、あなたにお話しないといけないことがあります。
それは…
※この『売れるコンセプトの作り方』は、あくまでも簡易的なものです。
ビジネスにおいて売れるコンセプト作りのスキルは、その価値を知っている方にとっては喉から手が出るくらい欲しいものです。
それはなぜなら、売れるコンセプトに変えるだけで、そのビジネスが大きく成長するだけの力を持っているからです。
ということで、今回この投稿では簡易版になりますがそのアウトラインをお伝えしますので、
- 回数をこなすこと
- フィードバックをしっかりやること
この2点だけしっかり守っていただきたいと思います。
なお、この投稿のベースとなる知識は、私のビジネスの師匠である田中祐一さんの講座に参加したことがきっかけで学ぶことができました。
その講座のエッセンスを凝縮した書籍の概要を紹介している投稿は、こちら👇
それでは、どうぞ。
目次
『売れるコンセプト』を作る方法とは?
ビジネスにおける『売れるコンセプト』を作る方法は、例えるならドラクエなどのRPGにおける最強の聖剣みたいなものです。
簡単にできるようにはならないし、ましてやこの投稿を最後まで読むだけで作れるようになるわけがありません。
でも、そのきっかけくらいにはなるかと思いますので、ぜひ最後まで読み進めて欲しいと思います。
『守破離』の『守』から始める
では基本の「き」からお話したいと思います。
まずは大原則として、副業でも本業でもどんな仕事であっても、よほど新しいものでない限りある程度決まったやり方や流れがあります。
いわゆる、『型』というヤツです。
これを分かりやすくするために、以下に3つの例を出してみます。
それは…
スポーツでも、
伝統芸能でも、
または芸術でも、基本となる『型』があります。
最初は誰もがその基本の『型』をしっかりと学んで、身につけるところから始めていきます。
いわゆる『守破離』の『守』に当たるものです。
ピカソは究極の写実派(?)
ここで芸術の分野から、世界的に有名な画家のピカソに登場してもらいます。
誰もが知っているのではないかと思われる画家のピカソですが、あのイタズラ描きのような(失礼)絵画のタッチで知られていますよね。
でも、彼が画家を始めた当初は、写真と見間違うばかりのリアルな絵画を描いていたことを、あなたは知っていますか?
そういった背景があってなお、ピカソはその延長線には自分の理想とする画を書く未来は無いと判断したのだと予測できます。
しっかりとした基礎の型を身に付けた上で、ピカソはあのタッチを自分で選んだのではないかと考えられます。
ということで、繰り返しますがあなたがいきなり『売れるコンセプト』を作れるようになるわけがありません。
ピカソのように、しっかりと基本の部分から足場を固めていってください。
売れるコンセプトに不可欠な3大要素とは?
では、売れるコンセプト作りに不可欠な3つの質問をさせていただきます。
質問自体は特に難しいことは無いと思いますが、もしあなたが全くのビジネス初心者なら、もしかしたら少し回答するのに時間を必要とするかもしれません。
取りあえず、質問していきます。
- あなたの見込み客(将来のお客様)は誰ですか?
- あなたの売る物は何ですか?
- あなたの見込み客の最大の悩みは何ですか?
この3つだけは最初のこの段階でハッキリさせておいてください。
その理由ですが、これから先はこの3つの質問に対する回答をベースにコンセプトを作っていくからです。
それでは、どうしてこの3つの質問に回答しないといけないか、その理由をできるだけシンプルに1つずつお話します。
あなたの見込み客(将来のお客様)は誰ですか?
もし、あなたがダイエットのコーチをやりたいなら、『誰』をお客様として考えているかで、コンセプトが大きく変わります。
分かりやすくするために、ターゲットが20代の女性の場合と、40代の男性の場合それぞれで、お客様がどんな理由でダイエットしたいのか考えてみましょう。
20代の女性の場合は、一般的に考えて自分を綺麗に見られたかったり、それを通じて自分の価値を高く見られたいという、自己顕示欲が根底にあると私は感じています。
恋愛関係のためにダイエットしたいという部分よりも、恐らくはそちらの方が強いのではないかと推測しています。が、あくまでも、これは私の推測です。
では、40代の男性がダイエットしたい理由に関しては、私自身がモロにその属性なので代弁する形になりますが(汗)お許しください。
その一番の理由ですが、家族のために健康で働き続けたいからです。
- 自分が体調を崩して家族の足を引っ張らないため
- しっかりと家族を支え続けていくため
そのためにダイエットしたいのではないかと考えています。
ということで、『誰』をお客様として想定しているかで、あなたのコンセプトは全く違うものになるのでそこのところを心得ておいてください。
あなたの売る物は何ですか?
次に、あなたの売る物は何か?についてお話します。
ここでも引き続きあなたがダイエットのコーチを目指すとします。
この場合、自分の視点から売る物を考えるのではなくて、やはりお客様の目線で考える必要があります。
なぜなら、お客様にとってどんなダイエット方法に
- 魅力を感じるか?
- 取り組みやすいと感じるか?
- 理想の未来を実現できると思えるか?
こういった好意的なイメージを抱けるかが、売れるか売れないかの分かれ目になるからです。
これを違う視点から表現すると、『切り口を変えて見せる』ということになります。
もし、あなたがたった1つのダイエット方法しか自信を持って提供できないとしても、お客様の悩みに応じた形で見せ方や表現を変えることでそれができます。
あなたの売る物は、お客様の悩みを解決する1つの手段・方法に過ぎません。
それをよく理解できるようになると、あなたのビジネス・副業に向き合う姿勢が変わるのではないかと思いますがいかがでしょうか?
あなたの見込み客の最大の悩みは何ですか?
あなたがこれから副業を始めるなら、見込み客(これからあなたのお客様になる方)のことを考えるのは難しいかもしれません。
ですが、これをハッキリさせない限りは、売れるコンセプトは永遠に作れません。
そこで私が提案する方法が1つあります。
それは過去のあなた自身を思い出して、何に一番悩んでいたのかを書き出していくという方法です。
これなら自分のことなので、やりやすいのではないでしょうか?
では1つの例として、もしあなたがダイエットのコーチをやりたいなら、今はスッキリ健康的にスリムになっていることと思います。
今はそんな素敵なあなたですが、まだ痩せられなくて辛かった時を思い出して、何に一番悩んでいたのかをぜひありありとリアルに思い出して紙に書き出してみてください。
なお、この方法が一番効果を発揮するのは、当然ですがあなた自身と同じ属性(年齢や性別などの特徴)の方をお客様として想定している場合になります。
ぜひ、魅力的な売れるコンセプト作りのために活用していただけると嬉しいです。
『お客様の悩み』に焦点を当てる
そして売れるコンセプトに一番必要な視点が、『お客様の悩み』に焦点を当てることになります。
間違っても、魅力的な未来をイメージさせることではありません。
あなたの売る物が、ずば抜けて素晴らしい成果を出せるものである必要はありません。
お客様は、『悩みを解決したい』からあなたの売る物を買うわけです。
あなたはこんな間違い、していませんか?
ここで、あなたがやってしまう可能性の高い間違いをお話します。
それは、自分の売り物の特徴をお話することです。
「自分の売り物はこんなに素晴らしいんですよ」
とほとんどの方が得意顔で語ろうとするんです。たぶん、あなたも何も意識しなければ間違いなくそうなります。私もそうでしたし(汗)
でも、残酷な真実をお話します。
お客様はあなたの売り物なんて欲しくない
お客様の心理としては、できることならあなたのサービスなんて欲しくないし、お金も払いたくないし、時間も労力もかけたくないんです。
ダイエットなら楽して痩せたいし、キツイ運動なんてしたくない。
ましてやあなたに大切なお金を払いたい訳がないんです。
こういったお客様の心理を十分に理解した上で、お客様の悩みに向き合ってください。
お客様はウソをつく
ここで、非常に大切なことをお話します。
『お客様の話を鵜呑みにするのは危険』です。
なぜなら、お客様は平気でウソをつくからです。
というよりも、お客様は自分の本当の気持ちを十分に理解できていないんです。
だからこそ私たちマーケッターは、お客様の声の裏側の心の奥まで読み取る必要があります。
先程も軽く触れましたが、
ダイエットしたいなら、楽をして痩せたいわけです。
でも、実際には糖質制限して運動も必要になりますし、睡眠の質も大きな影響があります。
あなたはお客様と適度な距離感を保ちつつ、お客様の本音を汲んだコンセプトを打ち出していかないと売れない、ということになります。
kindleの力を借りる
そこまで理解できたら、次にkindleを活用します。
あなたのビジネスのカテゴリーで、すでに成果を出している方のタイトルを調べて、いくつか書き出してください。
あなたがダイエットのコーチをしているなら、ダイエットの分野で成果を出している方の書籍のタイトルをいくつか書き出してください。
そしてできれば、3つ以上書き出してください。
なお、kindleで検索したら、ランキングで表示できるので、上位に来ているものから
あなたがピン!と来たものを選んでください。
譲れないあなたのワードは?
あなたには、これは譲れないというあなたらしさを表すワードがあるでしょうか?
もしあるなら、それもコンセプトに盛り込んで、あなたの魂を込めて売れるコンセプトを作っていきましょう。
ですが、全てをひっくり返すようなことをお話します。
それは…
全てはテストと考える
ここで大切なことは、『完璧を目指さない』ということです。
私たち日本人はその国民性として、真面目なので完璧を目指そうとします。
でも、まずは『全てはテスト』と考えて作ってみてください。
全てはそこから始まります。というか、始めましょう。
まとめ
売れるコンセプト作りに必須の、3つの質問をしますので、必ず最初の段階で答えてください。
3つの質問はコレ
- あなたのお客様は誰ですか?
- あなたの売る物は何ですか?
- あなたのお客様が本気で悩んでいることは何ですか?
最重要ポイントはコレ
『お客様の悩みに向き合うこと』
です。
あなたの売る物は、お客様の悩みを解決する1つの手段に過ぎません。
自分の売る物に愛情をかけすぎて、お客様のことを知らず知らずに無視しないように心がけてください。よろしくお願いします。
kindleを活用する
他人のマーケティングを活用するということで、kindleを活用してあなたと同じジャンルで売れている方の書籍のタイトルをいくつか書き出してください。
なお他にも、お悩み相談サイトやGoogleキーワードプランナーなどを活用することでも、他人のマーケティングを活かすことで効率良く『売れるコンセプト』の材料となるキーワードを探すこともできます。
ですので、必要だと思われたらご自身でそのやり方を検索などして実践してください。
※なお、その方法自体は難しくはありませんが、私の自動化集客システム構築プログラムの中で、動画でやり方を紹介しています。
他にもマーケティング初心者からでも、オンライン上に仕組みを作ることで、自動で集客から販売までできるコンテンツを準備しています。
なお私一人で対応しているため、コンテンツの販売は不定期です。
さて、話を戻します。
手段は何でも良い
結局のところ一番大切なのは、『お客様の悩みに向き合う』ことです。
どういった手段や方法を使おうが構いません。
それさえ分かっていれば、売れるコンセプトはもうすぐそこまでやって来ています。
外せないキーワードを入れる
お客様の悩みに向き合って、kindle等を活用してあなたと同じジャンルで売れている方の書籍タイトルをいくつか書き出したら、次はそこにあなたの外せないキーワードを入れていきましょう。
あなたのこだわりがあるなら、そのワードを入れてもいいでしょう。
全てはテスト
ただし、その作ったコンセプトはプロモーション(露出を増やして商品などを売ること)をやって必ずテストしてください。
頭の中だけでこねくり回しても、正直意味が無いんです。
そうやって実際に売ってみて、売上や集客数などの数字でそのコンセプトの評価をしてください。
客観的なデータを取って、数字で把握して判断する。
これが起業家としてあなたが売れるコンセプトを作るための大切なステップになります。
最後に
長くなりましたが、結論から言えば売れるコンセプトを作るには、とにかく経験が必要になります。
その経験の中身ですが、大きく分けて2種類あります。
- コンセプトを作る経験
- 売れるコンセプトをたくさん知る経験
この2つになります。
そして、どんなに経験を積んでも、『そのコンセプトの本質』が理解できていないと売れるコンセプトは作れません。
さらに繰り返しになりますが、その本質とは『お客様が本気で何に悩んでいるか』です。
できるだけお客様に近いところで、その悩みをリサーチするように意識しておいてください。
そしてそれを日常にしてください。呼吸をするように当たり前になるまで、いつでもお客様の悩みに向き合ってください。
そこまでやって、そしてそこでできたコンセプトをテストして、初めて売れるコンセプトの赤ちゃんが出来上がります。
もうクドクド言うのは終わりにしますが、売れるコンセプトを作りたいならそういった泥臭い努力を平然とやって欲しいです。
なお、私の大好きなInstagramで、毎日気付いたことをマーケティングに絡めて投稿させていただいています。
ぜひ、コチラ👇からフォロー&いいねをいただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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